ネット予約24時間受付中|土日祝日も11時から21時まで営業

四十肩・五十肩




これらの症状は「四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)」の可能性があります。四十肩・五十肩は、肩関節を構成する組織が炎症や癒着を起こすことで、痛みや動きの制限を伴う疾患です。

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)とは?

四十肩・五十肩は、40~50代を中心に発症しやすい肩関節周辺の炎症性疾患です。医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、特定の原因がなくても発症することが特徴です。

進行段階

  1. 急性期(炎症期)
    • 強い痛みが特徴で、肩の動きが制限されます。特に夜間に痛みが増すことが多いです。
  2. 凍結期(拘縮期)
    • 肩関節の可動域が著しく制限され、動かそうとしても痛みが生じます。
  3. 回復期(解氷期)
    • 徐々に肩の可動域が回復し、痛みも軽減していきます。

四十肩・五十肩の主な原因

  1. 加齢による組織の変化
    • 肩関節を支える腱や靭帯が硬くなり、柔軟性が低下します。
  2. 血行不良
    • 肩周辺の血流が滞ることで組織の回復力が低下し、炎症が長引く原因になります。
  3. 姿勢の悪化
    • 猫背や巻き肩が肩周辺の筋肉に負担をかけ、発症リスクを高めます。
  4. 運動不足
    • 肩関節を動かす機会が減ることで、肩周辺の筋肉や靭帯が硬化します。
  5. 過去のケガや使いすぎ
    • 肩の負担が蓄積することで炎症を引き起こしやすくなります。

症状や経過の特徴

  1. 痛みの特徴
    • 初期は特定の動作で痛みが生じ、進行すると安静時や夜間にも痛みが出ることがあります。
  2. 動きの制限
    • 腕を上げたり、後ろに回したりする動作が困難になります。シャツを着る、ドアノブを回すなどの日常動作にも支障が出ることが多いです。
  3. 放置による悪化
    • 適切なケアを行わないと、痛みや動きの制限が長引き、慢性化することがあります。

放置するとどうなるの?

四十肩・五十肩を放置すると、以下のような問題が生じる可能性があります:

  • 肩の可動域制限が慢性化
    • 肩が硬くなり、日常生活が不自由になることがあります。
  • 痛みが慢性化
    • 炎症が長引くことで、痛みが取れず慢性肩痛に移行する可能性があります。
  • 他の部位への影響
    • 肩をかばう動作が続くことで、首や背中、腰に痛みが広がることがあります。

四十肩・五十肩改善後もメンテナンスが重要

四十肩・五十肩が改善した後も、再発防止と肩の健康維持のために10日に1回のメンテナンス施術を推奨しています。

  • 肩の柔軟性維持
    • 関節や筋肉を定期的にチェックし、再発リスクを防ぎます。
  • 筋力と姿勢の維持
    • 専門的なトレーニングとケアで、肩を健康な状態に保ちます。



TOP